良コスパのマイクのオススメをまとめました。Web会議や配信などにどうぞ。

マイク・オーディオ

配信にしてもWeb会議にしても、良いマイクは必須

オンライン会議をする際に音声トラブルってつきものですよね。
いまでこそ、ZOOMなどソフトウェア側のノイズキャンセリングが超優秀になって、ノートパソコンの標準マイクでもそこそこ通話できるようになっていますが、以前は周りの生活音などの雑音を全部拾って複数人が同時にミュートを外すとめちゃくちゃうるさかったです。
そして、ノイズキャンセリング性能のアップもいいことですが、性能の良いマイクを使うことが結構オススメです。

  1. そもそも音質がいい(相手側にもクリアに聞こえる)
  2. 周りの生活音などを拾いにくい
  3. 見た目なんとなくオシャレ

といったメリットがあります。今日はそのなかでもコスパがよいオススメマイクを紹介してまいります。

Writer:アケサカ (ガジェットブロガー)
ついつい日々新しいガジェットを買ってしまうので、少しでも誰かの役に立てばと思ってレビューをしています。趣味は音楽とキャンプ。仕事はメディア関係。

快適なオンライン通話ができるマイクの条件

コスパが良い製品の前に、定番商品をオススメつつなぜオススメか、マイク性能についてお話しします。BlueというメーカーのYetiという製品は、多くのゲーム実況者などに人気で、他にもひろゆきさんなども配信で使っています。

音質が良いのはもちろん、マイクの前だけピンポイントで集音する単一指向性モードから、マイクの周り全体をひろう無指向性モードなどがスイッチで切り替えられますので、二人以上での会話など様々なシーンで利用できるのも強み。

マイクで雑音を拾わないためには、狙ったところ以外からの音を拾わないように、拾いたい音にあった指向性を選ぶことが重要です。なお、雑音といえば周囲の生活音もそうですが、机の上のキーボードを叩く音など、自身から発されるものも当然あります。それらの直接マイクに伝わってしまうような振動は内蔵ショックマウントがマイク内にあるため、卓上の振動も吸収してくれます。

BlueのYetiは音質の良さや指向性の柔軟性もさることながら、カラバリも豊富で見た目も良い、そんな人気機種ではありますが、価格が高いのがちょっと、と思う方もいると思いますので、次にコスパ良しメーカーご紹介します。

中国のコスパ良しメーカー、FIFINE AM8

改めてクリアな音声を届けるためのマイクを考える条件は以下です。

  1. 単一指向性で狙った音のみが拾えるか
  2. ショックマウントなどで振動が伝わらないか
  3. マイク自体の音質が良いか

これらを満たしつつ、価格も1万円以下~1万円前後あたりの製品を発売されているメーカーがFIFINEとMAONOです。それぞれ中国のメーカーですが、価格の割に良い性能をしています。
こちらのFIFINE AM8は8,000円弱で購入できるダイナミックマイクです。

  1. USBとXLR両方の接続方法が対応
  2. スタンドや風防スポンジもセットで、買ってすぐ使える
  3. 単一指向性のダイナミックマイクなので周囲の音を拾いにくい
  4. 音質が結構いい

音質については以下の動画をみていただければと思いますが、SHUREのSM7Bという5万円ほどするマイクと比べて、価格差を考えると善戦しているとおもいませんか?

MAONO PD200X

続いて、FIFINEと同様にコスパが良いマイクを多く出しているMAONOのPD200Xという製品を紹介します。価格はおよそ1万円強です。

こちらも前述のAM8と同様に、USBとXLR接続両方に対応したダイナミックマイクです。スタンドは付属しておらず、ショックマウントと風防スポンジのみが付いた製品ですので、卓上マイクスタンドもしくはアーム型のマイクスタンドなどを別途購入する必要があります。
音質に関してはAM8と同様にSHUREのSM7Bと比べても戦える音質をしています。音質について気になる方は以下の動画で視聴することができます。

FIFINE、MAONOともに1万円以下の機種でも数万円の機種と戦える音質をしていて、音質に対してかなりコスパが良いメーカーだと思います。

マイクスタンドを選べばデスク上でじゃまにならない

スタンドに付いて、卓上に置くタイプとアームで固定するタイプがありますが、私としてはアームタイプがオススメです。アームを調整すれば、適度に顔の周りのじゃまにならない位置かつ、音を拾いやすいポジションにセッティングすることができます。当然、卓上に置かないので手元でジャマにもなりません。

マイクアームに関しては数千円の安いものだと、昔のデスクライトのようにスプリングが見えてしまっているものが多いですが、BlueのCompassなどの定番アームはスプリングが見えず、スッキリとしたスタイリッシュさで人気のマイクアームです。

マイクアームを選ぶ際に、関節の長さにも注目してください。取り付けたクランプからの長さがおよそ50cm以上あれば、モニターの奥から手前に伸ばしてくることも可能です。モニターの奥ってデッドスペースになることが多いと思うので、そこのスペースを有効活用できるのはいいですし、モニターの上ぐらいにマイクをセッティングできるのでマイクポジション的にもかなりクリアに音声を届けられます。

なお、結構いいお値段がするBlue Compassですが、AlterZoneというメーカーから見た目がそっくりな格安製品が発売されていますので、「Blue」のロゴがいらないよって方はこちらも選択肢になるんじゃないでしょうか。(必要十分な性能はしていますが、ビルドクオリティはすこしBlueには劣ります)

結局、オススメのマイクって?

なお、動画制作やオンライン会議が多い私は、SHUREのSM7Bという約5万円ほどのマイクを使っています。

動画製作をしていると、音質とか細かいところまで気にするようになってくるので、このあたりの音質がほしいなっていうこだわりで買って使っており、実際に他のマイクに比べて狙った通りの音声で取れるので満足しています。ただ、個人的に一定のクオリティ以上になってくると製品ごとの差は些細なものになってきますし、価格が高い=誰にとっても良い音というわけではなく、音の善し悪しは最終的にそれぞれの好みによります。

とりあえず高いマイクならOKというわけではなく、自分が使う用途に沿ったマイクを選び、満足のいく音質だと思えるかどうか、そういった観点でマイク選びをするのが良いと思います。
そういった観点で、今回オススメしたような良コスパメーカーのマイクから選ぶというのはよい選択肢になるのではないでしょうか。

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